「豊臣兄弟」の誕生地・ゆかり地を訪ねて  


 
 NHK2026年 大河ドラマ「豊臣兄弟」が放映されるのが、楽しみであった。 この放送に関連して、豊臣兄弟の生誕地とされ、豊臣秀吉を御祭神と祀る「豊国神社」がある中村公園に「名古屋中村 大河ドラマ館」が約1年間、開設されている。 中村公園の西側から東南方向には、私が20年以上、探求してきた中世時代の第一級の街道・「鎌倉街道」の経路が推定されている。この街道は、都から鎌倉までを連絡していたことから、政治、経済、文化が伝達された。そして、今年の大河ドラマの主役である、豊臣兄弟や織田信長が闊歩した道であった。
徳川幕府は、豊臣政権の一切の痕跡を抹消したといわれる。
私が街道探索のなかで、種々の情報を知った。特筆すべきは、豊臣兄弟の生家は、中村公園以外に約1キロメートル南の下中八幡宮(押木田公園内)付近にあったとする説、生母が男子誕生を祈願したという日之宮神社(日吉公園内)に強い関心を抱くようになった。また、このページを作成するに際して新たな情報を求めると、小田原攻めの帰途の途次、故郷の中村に立ち寄り、(寺伝では、薬師寺周辺)住民に大盤振る舞いした伝説を知った。 テレビ放映第十話「信長上洛」で、都入りした織田勢(豊臣兄弟)が、「民衆に銭をばら撒く」場面があったが、この伝承話を思い出してしまった。<ドラマの中で、今後、この場面が登場するか?楽しみです>>
先述したように史料はないが、地元に伝わる伝承も歴史ロマンを感じさせ、夢物語として興味深く思います。
地元名古屋・中村区が大河ドラマの出発点となった契機に、街道ファン二人をお誘いし、4月2日(木)に地図のとおり地下鉄東別院駅から中村公園まで、約7キロを歩きました。
このページを作成する段階で写真の撮り直しが必要と考え、4月5日(日)、中村公園から中川区露橋まで一人で歩きました。この日は、下記七段目の「豊臣秀吉
中村訪問」をパネルで確認できた思わぬ収穫があり、このページに花を添えることができました。


     
 ドラマ館内でスタッフさんに撮影していただき
ました。
  豊国神社東に設置されたドラマ館の外観です。
従来から日吉丸と仲間たちの銅像が設置されています。 
     
配布資料によると
「はじまりの地 中村」のタイトルで
兄弟の生まれ故郷「尾張国・中村」を体感する。
人物相関図、登場人物紹介に加え、ドラマの撮影用セット(生家)が再現されている。
   「特集展示」コーナー
ドラマに登場する、衣装をみることができる。
     
 小一郎(秀長)の衣装   藤吉郎(秀吉)の衣装 
     
 織田信長の衣装   憩いの鐘を挟んで、歩いた友人との記念写真。
作り物ですが、タッチ厳禁です。スタッフさんに撮影していただきました。
     
マンホールの蓋です。地下鉄中村公園駅付近で撮影。    同左 
     
下中八幡宮(押木田公園隣):中村区押木田町
地元で聞いた話では、豊臣兄弟の生家が少し
北にあったという。現在は普通の民家で説明版
等はないという。一番近い街道推定線から約5百メートルと交通利便地となる。
  薬師寺:中村区中村中町
地元民の話や、ネットの書き込みでは、秀吉の小田原征伐勝利後の帰途、この付近で「大盤振る舞い」した伝承が書かれている。
 
     
 名古屋市秀吉清正記念館(名古屋市博物館文館):中村公園の一角にある。
一階は市中村図書館、二階が記念館です。
  「豊清二公の中村訪問」
左の記念館展示のパネルです。小田原征伐に勝利後、帰途、故郷中村に立ち寄った場面。説明文には「尾張名所図会」によるとある。 
江戸末期の作品であるが、地誌であり伝承等を
作品にしたものである。
     
日乃宮神社(中村区日ノ宮町)
日吉公園に隣接。生家推定地付近の下中八幡
宮から直線で約400メートルの位置となる。
  日吉丸(秀吉)生母祈願の跡」 
日乃宮社殿背後の祈願跡日。生母が男子を授かるよう日参したという。
 * 参考 この付近の「鎌倉街道」情報    
     自然堤防(微高地)の鎌倉街道推定図
出典:中村区の歴史(昭和58年発行)
    横井 清 著

備考
〇「東宿」の地名は、新修名古屋市史 第二巻
p319に「近代につけられたものである」と
説明があり、混乱を防ぐため見え消ししてある。
〇庄内川の表記付近で清州城近くを流れてきた
五条川と合流しているが、ここでは表示されていない。
〇この付近の鎌倉街道は、五条川の堤防・微高地が経路と推定されている。大河ドラマで、豊臣兄弟が微高地らしき道を歩いている風景を見て、「工夫dsれている」と勝手に満足しています。
     
 明(みょう)神社
中村公園北西に位置する。境内にある由緒書きに
よると、創建は鎌倉時代の検暦・貞応年間、当地の鎮守・産土神として大和武尊を勧請したとある。
  左の写真の左端に見える説明版。
東関紀行に書かれた文面が紹介されている。
鎌倉街道の一場面として教科書等に掲載・紹介されている。 
    参考
約20年かけて、京から鎌倉まで歩いて現地確認、写真撮影しています。
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